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2023.11.14

vol. 36 「コンサルティング思考を身に着ける⑧」セミナーを開催しました。

コンサルタントだけではなく、あらゆるビジネスマンに求められる「コンサルティング思考」を社内研修で実施しようという事で計画しておりましたが、せっかくなので社外の方にも公開しようという事で始まった「コンサルティング思考を身につける」研修。

8回目のテーマは、

情報を整理する為のカテゴライズ思考

前回の復習はこちら→vol.35 「コンサルティング思考を身に着ける⑦」セミナーを開催しました。 

さて、カテゴライズとは何でしょうか?

カテゴライズ=ある条件で分類をすること

今までこの研修で学んできたスキルが身に付いていればカテゴライズ思考を身に付けることは簡単です。
そのため、今回はこれまでの研修の復習をしながら進めていきました。

【3つのコンサルティング思考の振り返り】

①ロジカルシンキング
目的:筋道を立てて論理的に物事を考える
解答:答えは基本的に一つしかない
考え方:論理性を大切にする・過去の経験を大切にする・既存の枠組みに当てはまる

「HOWツリー・WHYツリー・WHATツリーという考え方」
これがロジカルシンキングのベースの考え方でした。

それを、ロジックツリーに沿ってどんどん深堀して最適な具体策を考えていきます。
例えば痩せるには?を考える時、いきなり散歩するに飛ぶとそれが最適解かわからないですね。
そこでもう少し抽象化してロジックツリーを左に戻って考え直します。
会話がかみ合わない人は抽象度が合わないから、まずは合わせることが大事です。

②ラテラルシンキング
目的:既存の枠組みに捉われる事なく自由な発想で物事を考える
解答:答えは一つとは限らない
考え方:自由に発想する・枠組みに捉われない・前提を疑う



ラテラルシンキングは全くロジカルシンキングとは違います。
オレンジ13個を3人で分けるという問題を用いて考えましたね。
ラテラルに考えると、液体にして分けるという答えになりました。
これは「みかんを個体で分ける」という前提を疑っています。

ラテラルシンキングは天才型と言われますが学べば身につく能力です。
ラテラルシンキングをロジカルに考えていくことが大事です。

③具体化と抽象化
いきなり具体的なものを考えずに、先に抽象化して考えるとうまくいきます。

これらを踏まえてカテゴライズをしてみました。
どんな切り口にするかは人によって違います。
よくあるのは「人/物/金」ですが、これだとつまらないのでいろいろな切り口を考えてもらいました。

問題1:生き残れない【飲食店】の要素を書き出して、それをカテゴライズしてください。
(最終的にはロジックツリーが出来れば合格です)

【実際に出たカテゴライズした答え】
・環境/メニュー
・金/場所/技術/素材
・商品/集客/採用/環境
・サービスの問題/経営管理の問題/外部的要因

問題2:優れた成績をあげている営業マンの要素を書き出して、それをカテゴライズしてみてください。
(最終的にはロジックツリーが出来れば合格です)

【実際に出たカテゴライズした答え】
・人柄/スキル/マーケット/活動量
・人間力/行動力/コミュニケーション力
・知識/行動力/仕事が好き/発信力 


カテゴライズする(具体的には~)、グルーピングしてあるものを具体化する(要するに~)という両方の考え方、具体化と抽象化の往復ができるようになると仕事が発展します。
ぜひ身に付けていただけたらと思います。

次回は、「クリティカルシンキング」です。
完全無料ですので、ご興味のある方はぜひ下の申し込みボタンからお申込みくださいませ。

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