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2023.11.08

vol. 35 「コンサルティング思考を身に着ける⑦」セミナーを開催しました。

コンサルタントだけではなく、あらゆるビジネスマンに求められる「コンサルティング思考」を社内研修で実施しようという事で計画しておりましたが、せっかくなので社外の方にも公開しようという事で始まった「コンサルティング思考を身につける」研修。

7回目のテーマは、

ラテラルシンキング応用(シックスハット法)

前回の復習はこちら→vol.30 「コンサルティング思考を身に着ける⑥」セミナーを開催しました。

この研修も後半戦に入りました。
前半はこれまでの6回について復習を兼ねてお話しました。

それを踏まえて本題です。
前回のラテラルシンキングを深堀りしていきます。

現在、ロジカルシンキングよりもラテラルシンキングが求められています。
なぜならロジカルシンキングはAIがあるからです。

例えば、将棋の藤井聡太さん。
テレビで将棋中継を流すとき、どちらが勝つかAIが判断して画面上部にそれぞれ勝つ確率が表示されています。
しかし、実際そうなるとは限りません。
ある時、藤井棋士が勝率1%の時がありましたが、結果勝ちました。
それはなぜか。AIの思いつかなかった斬新な指し手を使ったんですね。
AIは前提条件を決めるので、ラテラルシンキングはできません。

そのため、AIに勝るようなラテラルシンキングが現代には求められています。

皆さんは普段からラテラルシンキングをやっているはずです。
「ブレーンストーミング」を聞いたことはあるでしょうか。
とりあえずいっぱい意見を出してみようという考え方でラテラルシンキングの一環です。

ですが、これを踏まえてブレーンストーミングを行ってもなかなかうまくいかないことも多いです。
そこで出てくるのが今回のテーマである「シックスハット法」です。
私もほぼ毎日この方法を使って考えています。

私は考える時に、スマホに6種類の色の画面を入れています。
今からこの色で考えようという風に考えています。

白:客観的:客観的な視点(感情や希望はNG。数字・情報・データに基づいて語る)
赤:主観的:感情的な視点(理由は関係なく、好きか嫌いか。直感的に発言する)
黒:悲観的:消極的な視点(ここがダメ、不安といったネガティブな要素を挙げる)
黄:楽観的:楽観的な視点(大丈夫、上手く行くなど、常に肯定的な立場)
緑:創造的:創造的な視点(今の企画をつぶしてでも、発展させることだけを考える)
青:冷静:統括的な視点(議論のプロセスを管理し、最終的にまとめる)

ブレインストーミングするとごちゃ混ぜになるので、一つずつ切り替えて考えることが大事です。
一人で考える時も有効ですが、複数人で考えるときに使うと極めて有効ですね。

具体例を使って考え方を学んでもらうため、HELLObaseの新しい研修やコンテンツをブレーンストーミングしてもらいました。
実際出た答え:オフ会・合宿・優秀な秘書サービス・受講者同士のロープレ・写真撮影・農園・一人の募集人さんの悩みを皆で解決・・など。
次に、シックスハット法で一つずつ考え方を切り替えて考えてもらいました。

シックスハット法を使うことで
「ポジティブな考えもネガティブな考えも認識した後だと、 想いもつかなかったようなブレイクスルーが生まれる」
と言われています。

ぜひこの思考法を身に付けていただいて、ご自身の会社の会議や個人的に考える時に使ってみてください。

次回は、「情報を整理する為のカテゴライズ思考」です。
完全無料ですので、ご興味のある方はぜひ下の申し込みボタンからお申込みくださいませ。

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