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HELLO baseが主催する最新セミナー情報や、保険募集人・経営者の方に
お役立ちできる情報を発信いたします。
vol21. 「コンサルティング思考を身に着ける②」セミナーを開催しました。
コンサルタントだけではなく、あらゆるビジネスマンに求められる「コンサルティング思考」を社内研修で実施しようという事で計画しておりましたが、
せっかくなので社外の方にも公開しようという事で始まった
「コンサルティング思考を身に着ける」研修。
2回目のテーマは
問題と課題は似て異なるもの
について。
あなたは次の質問にどのように答えますか?
もう一つ質問です。
一つ目の質問は後ほど回答します。
二つ目の質問で、実際の研修で出た答えの一部をご紹介します。
・早寝早起き
・生産性を上げる
・目標設定とそのアクションプランの実行 等
さて、あなたは今の質問をどのような順序で考えたでしょうか。
例えば、現在「朝早く起きれない」→やるべき事は「早寝早起き」
というふうに現在の状態から考えると、マイナスを±0に変えることで終わってしまいます。
本当はマイナスをプラスに変えたいですよね。
そのためには理想の姿から考える必要があります。
この例なら、理想「規則正しい生活をしたい」→やるべき事は「早寝早起き」
という考え方です。
これを「As is/to be思考」と言います。
ここで最初の質問の答えが出てきます。
質問は、「問題」と「課題」の違いでしたね。
「問題」・・・現状の姿
「課題」・・・「あるべき姿」と「現状の姿」の間にあるギャップを埋めるために行うべきこと
次に、As is/to be思考の考え方の順序を説明しますね。
①あるべき姿(理想の姿)を考える
As isから考えると今の延長線上での発想にしかならないので、理想の状態を先に描くことが大切です。
②現状の姿を考える=「問題」
あるべき姿に対して、今がどのような状態かを考えます。この時に複数挙げておくことが望ましいです。
③ギャップが生まれている原因を考える
理想の状態になっていない原因が何なのかを考えます。その際に「なぜ?」を3回(本当は5回が望ましい)繰り返し、真因を突き止めます。この際に内責で考えることが重要です。
原因を深堀りしていく習慣を付けていきましょう。
例)朝早く起きれない→早く寝よう
ではうまくいきません。
早寝できない原因を深堀りする必要があります。
ここで大事なことは、「必ず自分で解消できる原因にすること」です。
「あの人がこう言ったから」という原因は自分ではどうにもできないですよね。
もし詰まってしまったら一つ前に戻るとうまくいきます。
④ギャップが生まれている原因を解消するために課題を設定する
原因を解消するために具体的に何をすべきかを明確にします。設定した課題に取り組むにあたって、優先順位を決めます。
例)規則正しい生活をしたい
問題:朝早く起きれない
原因:youtubeなどを見て夜遅く寝てしまうから
課題:就寝2時間前は携帯を見ない
As is/to be思考は私が一番大事にしている思考の一つで、営業職には必須の考え方です。
これがないのとあるのとでは提案の質が変わってきますので、あるべき姿(理想の姿)から考える習慣を付けていきましょう。
こんな勉強会をしていますので、もし次回以降参加したい方がいらっしゃいましたら、下記からお申し込みくださいませ。
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