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HELLO baseが主催する最新セミナー情報や、保険募集人・経営者の方に
お役立ちできる情報を発信いたします。
vol.29 「コンサルティング思考を身に着ける⑤」セミナーを開催しました。
コンサルタントだけではなく、あらゆるビジネスマンに求められる「コンサルティング思考」を社内研修で実施しようという事で計画しておりましたが、せっかくなので社外の方にも公開しようという事で始まった「コンサルティング思考を身につける」研修。
5回目のテーマは
ロジカルシンキング応用(ロジックツリー)
前回の復習はこちら→vol.25 「コンサルティング思考を身に着ける④」セミナーを開催しました。 | 株式会社HELLO base
今回は、KPIロジックツリーを創っていきます。
KPIロジックツリーは、マネジメントの指標としてよく使われ、財務を学んでいく上でも大事な思考です。
まずKPIを含むよく使われる指標について説明します。
ポイントは指標であること。そのため数字で表すことができます。
例えば、「笑顔をいっぱいにしましょう」という目標だと数値化できませんのでここでは使うことができません。
【KGI】 重要最終指標
ある会社では売上目標、経常利益、社員数など。
どれが正しい、間違いはありません。
例えば、一年間であなたが目指している目標は何でしょうか?
セミナー中には、MDRT・年収・契約件数・新規法人開拓30件のような回答が出ました。
弊社の場合、「KGIは売上高」にしています。
売上高をあげるためにどうしたらいいか?
次に考えるのがKPIです。
【KPI】 重要成果指標
KGIを達成するための要素がKPIです。
例えば自分が管理職だとした場合、とにかく頑張れ!はダメです。
もっと細かく指示をしてあげないといけませんね。
KGIを保険手数料とした場合のKPIを考えてもらいました。
アポ取り件数・相談件数・年間獲得紹介数・法人契約数・平均単価・訪問件数・セミナー開催回数などが挙げられました。
次に行動目標KAIを立てましょう。
【KAI】 重要行動指標
KPIを達成するための要素がKAIです。
ここで注意! KPIとKAIは混同しがちです。
KPIは自分ではコントロールできない指標です。
例えば、指標を「相談件数」とします。これはお客様の行動次第で変わってきます。
指標を「訪問件数」にすると、自分の行動次第で変えることができます。これが【KAI】になります。
KAIを達成できなかったら努力不足と考えられます。
【KAIを達成 → KPIを達成 → KGIを達成】 という流れになります。
質が高い行動をたくさんすることが昔からの鉄則ですね。
内容が整理できたら、KPIロジックツリーを創ってみましょう。
目的とコツを頭に入れながらKPIロジックツリーを創るワークを2つ行いました。
①KGIを飲食店の売上高として、出来るだけ細かくKPIロジックツリーを作成してみてください。
②保険営業におけるKPIロジックツリー作成してください。ただしKGIは売上高とします。
ぜひ営業スタイルを振り返るために、目標を分解してどういうプロセスになっているかを考えてみてください。
俯瞰して営業をしていかないと、その場限りになってしまいますので、きちんと戦略を立ててほしいと考えています。
今回は祝日の開催にも関わらず、たくさんの方にご参加いただきました。
次回はラテラルシンキングです。
全12回の研修の中でもとてもおもしろい内容ですので、ぜひお知り合いの会社の方や従業員さんなどお誘いください。
完全無料ですので、ご興味のある方はぜひ下の申し込みボタンからお申込みくださいませ。